2024.09.25 wed. - 09.29 sun.

13:00 - 20:00

500円

※AICOTアーティストトーク 9月27日(金) 19:00-20:00があります。

※Hothouseアーティストとエミリオ・モリーナ博士によるトーク9月29日 (日) 16:00-18:00があります。 


≪オルファー≫
カレンシー / 天然オイル3本入りカセット / 2024 / シンガポール

私たちが日常的に遭遇する感覚的な体験は、ともすれば当たり前のように思われがちだが、それこそが私たちの生活を豊かで多様なものにしている。 貝殻の真珠のような虹色の輝きや、暑い夏のそよ風に運ばれる風鈴の音は、夜の静寂や、肌に触れる冷たいセラミックタイルや、熟した桃の甘さにも共通する。 これらはすべて、人間の知覚の幅と、世界観を変える感覚の力を思い起こさせるものだ。 感覚的な生活の奥深さに耳を傾けることで、私たちは存在の美しさへの感謝を見出すことができるのだ。


≪シンセティック・ネイチャーズ:実例と影響≫
フォームアクシオムス / digital / 2023 / シンガポール

誰かが言った: 「歴史においても自然においても、崩壊とは生命を実験する場である」[KM]
偶発性に対して開かれたオーディオビジュアルの集合体。音と映像による崩壊の様式と微分統合の図式化。人工的な自然。暗号を通じて天使を召喚し、「一般的な」人間にする様相。発掘という考古学的実践を通して自然を作り、ピクセルの崩壊が電圧変調を引き起こす。 一連のミスを創造的に流用しながら、オーディオビジュアルが偶発的に融合する瞬間を探し、ハードとソフトの分岐を指示して形を作る。 人生と同じように遊ぶ、すなわち瞬間の意味を理解し、プラスに共鳴する振動とマイナスのねじれを生み出す振動を区別する。 形のないもの(崩壊)を歓迎することによって、形の概念に取り組む。差分統合の形式的プロトコルに従い、グラデーション、パターン、減衰、ノイズを補間する。 不完全な融合の結合を目指し、二項入力の再帰的な闘争、すなわちピクセルの自我は、意味のない解放された集合的形態へと昇華される。そして、非二元的な意味が、搾取する家畜性を持たない言語を通じて現れる。


≪VJカンファレンス:呼吸するソーマ | リミックス≫
≪抜け道 | リミックス≫
インター・ミッション / digital / 2021 / シンガポール

パンデミック期の2020年から2021年にかけて、アート制作、プレゼンテーション、言説における学際的でオルタナティブなメディアの未来を展望するために、ライブ・メディウム・アートのための複数のデジタルおよびアナログ・テクノロジーを用いて構想され、視覚化された一連のパフォーマティブなコラボレーション。 人間の身体は、今日のテクノロジー主導の世界において、コラボレーション可能でパフォーマティブなヴァーチャルの器(コンテナ)である。 私たちは、コラボレーターとして、複雑なテクノロジー・メディアで具現化された物理的かつデジタルな形態で、ジェスチャーや中断を伴う反復のセットとしてレイヤーを構築する。


≪サターニズム≫ VR作品
ミハイ・グレチュ / digital / 3min. 58sec. / 2024 / フランス・ルーマニア

フランシスコ・ゴヤが描いた「息子を食い殺す土星」は、美術史上最も恐ろしい絵のひとつとされている。狂気に歪んだサトゥルヌスの顔、我が子を食らうために開かれた口を見るのは不可能に近いからだ。神話によれば、サトゥルヌスが貪るのは、息子に貪られる、いや、倒されるのを恐れるからである。ゴヤの絵画に基づくVR体験のプロットには、何かから逃げたり、何かに向かって走ったりすることが含まれており、昼の次の夜、革命の次の反革命、親の次の子供といった人生の循環を示唆している。この体験は、土星の口を模したVRヘルメットをかぶり、描かれたシーンの中に飛び込み、それを生き抜くことで、(土星の、子供の、目撃者の)恐怖の中に比喩的に飛び込み、その底に到達することを提供する。


≪写真とは何か≫
中嶋興 / digital / 15min. / 1976-2024 / 日本

テーブルの上の裸婦に写真カメラを向ける集団にヴィデオカメラが介入する。被写体と撮影者が入り混じり、全員が裸体となって「映し/映し取られる」構造に巻き込まれる。


≪JUAM 2024 -vertical-≫
韓成南 / digital / 15min. / 2024 / 日本

「海の中の美術館 2024」を垂直に撮った記録映像。


2024.09.27 fri.

タイムスケジュール
19:00 - 20:00 AICOT アーティストトーク


2024.09.29 sun.

タイムスケジュール
16:00 - 18:00 Hothouseアーティストとエミリオ・モリーナ博士によるトーク